ハワイで日焼け止め禁止!?UVケアが使えなくなる?
7月に入るといよいよ夏休みの予定など立てている方も多いかもしれませんが
ハワイによく旅行に行く!という方は3年後に日焼け止めクリームなどの使用で注意が
必要になるかもしれません!
今年の5月にも話題になりましたが、CNNによりますと
「アメリカ:ハワイ州においてサンゴ礁への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めを禁止する法案」
が2011年1月1日より施行されるということです。
具体的には、「紫外線カット成分のオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれる市販の日焼け止めの
販売や流通が禁止される」ということでUVケアにおける紫外線吸収剤であるこの2つの成分が配合されている
商品が買えなくなるし、扱えなくなるということですがこれらの成分が珊瑚の成長において悪影響が
でているということで法案が可決されたようです。
考えさせられる問題ですが、そもそも珊瑚に影響があるような成分であればやはり人間にも
なんらかの影響はあると思われますし、このオキシベンゾンに関しては日本においても以前の
旧表示指定成分として認識されていましたので、肌の弱い方には注意が必要なものでしたが
オクチノキサート、別名ではメトキシケイ皮酸オクチルという成分はUVケア商品に多く配合されている
ものですので、やはりメリットとデメリットなどを考えた使用が求められる問題です。
人間にとっては紫外線から肌を守るという事も必要な行為ですが、それが生態系においては
デメリットになるという事もあるので大きな意味でエコや自然と共存するという事を意識する場合には
ハワイだけの問題では無くコスメの選択としても考えないといけないかもしれません。
では、日焼けはしたくないし自然破壊にも協力したくない、どうすればいいの?
ということですが、現時点においては禁止された成分が配合されている商品を選ばない
ということになりますが、ひとつの考え方としては一般的に紫外線散乱剤配合のUVケア商品や
ミネラル原料使用というようなUVケア商品であればもともとの原料が岩石など自然由来成分と
なるので環境破壊という観点から見ると影響は少ないと思われます。
ただし。。。デメリットももちろんありまして、これらの成分配合の製品は肌につける場合の
つけ心地や、見た目が悪く、浮き、ダマなども出やすいなどの問題はあります。
メーカーとしてはそういった問題がクリアできるような商品開発が課題となりますね。
日本においてもプールなどでは日焼け止めクリームなどが禁止されているところは
多くありますが、そういった場合はそもそも使用出来ないのでラッシュガードなどで
紫外線防止とするか、あとはアフターケアとしてしっかり保水、保湿、美容成分による
ケアでフォローしましょう。
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